今日から。ここから。ふつーのブログ(多分)

ふつーの主婦に戻った私の 日々のつぶやき、愚痴、怒りに八つ当たり?などなど(๑´罒`๑)♡

壊れていく彼 2

そんな1年前の彼は、

独立前から一緒にやってきた相棒を独り立ちさせる為に、

会社を分けようとしてるほどに、野心があった。


でも、その頃には、

社長を、相棒に譲ると話してた。

相棒は、一緒にここまでやってきたんだから、お前が辞めるくらいなら、会社は畳んでしまおうと答えたらしい。


嫁と戻りたいのかそうでないのか、

離婚したくないのかそうでないのか、

もう、自分でも分からなくなってる様子だった。

病院へ行くことを勧めたし、彼自身も

「病気なのかな、病院へ行った方がいいのかな」と言ってた。

毎日、似たようなやり取りの繰り返し。


優しく、わかるよ。辛いよね。嫁さん、酷いよね。娘さん、可哀想よね。

と、慰めても、何にもならない。

俺なんかいなくなった方がいい気がする。と言う時には

私には必要な人だと伝えた。

彼に救われたいろんな彼の言葉。それによって私が前向きになれた話もたくさんした。


だけど、それでも変わらない彼に

今度は少し腹が立った。

こんな人じゃなかった。

私がこれまでもこの先も、見ていたいと思った背中はこんなんじゃなかった。

何があろうと、どんな事があろうと、自分の力を信じて諦めない人だったはず。

どんなに堕ちても、心折れても

後ろは見ない。どうすれば前に進めるか、じっとその時を待ち、立ち上がろうとする人だったはず。


私は、きつい事を言った。


「娘さんは、次に会えることを信じて楽しみにしてるはずなのに、

いなくなったら、彼女を悲しませる事になるんだと思わないの?

機嫌次第で、八つ当たりするような母親の元で育っていけば、いつか、そこから逃げたくなったり愚痴を言いたくなる。

その時にあなたがいなかったら、彼女はどこに居場所を求めればいいの?

2人でどこかへ行ってしまいたいほどに大事な娘さんが、行き詰まった時に受け止めるためにも、生きていなきゃいけないと思わないの?

本当に大切なら、いざと言う時に守るために、守れる自分でいようと思わないの?」


「わかってるよ。

今のあなたに、こんな厳しい言い方をする私は最低だと思う。

怒ってくれていい。嫌ってもいいよ。

私への怒りをエネルギーにして立ち上がってくれるなら、私はそれでいい。


娘さんにとって大好きなパパのままで いるために、立ち上がろうと思わないの?

あった時にガッカリさせたいの?」




そのメールを送ってからは、

彼からメールが来なくなった。

頭にきたのかな。

嫌われたかな。

私に偉そうに言われて逆ギレしちゃったかな。

それでもいい。

娘さんの為に生きててくれるなら、私はもう二度と会えなくてもいい。