何もかもを失ってしまう前に。
最近、Amebaでいろんな人のブログを読む。
その中に、され妻。され夫のブログもあって、
パートナーに不倫された側の苦しみが綴られている。
それを読みながら、今になって
自分がこれまで してきた事の罪の大きさを思い知る。
でも、その頃は
「頼りたい」「甘えたい」M派の私にとって、
いざ結婚したら親の言いなりの上に、
女々しくて、甘えたい、頼っていたいM男の旦那に嫌悪感しかなかったし、
その癖、言うことを聞かないなら金を出さないとか、子供の学費を見ないとか、経済的圧力をかける面も大嫌いだった。
養っている事でしか、威厳を保てない面を軽蔑もしてた。
どこまでも男らしくて、折れない心を持った人を探していたのかもしれない。
だけど、格好つけたり、男らしいフリをしていても、結局は腹が決まってる訳ではなく、
バレたら離婚する覚悟を持っているわけでもなく、どれだけ立派な言葉を並べても
綺麗事を並べても、愛を語っても
「今の生活を維持しつつ」この関係を続けていきたいだけ。の都合の良さや、こそこそ情けなさが見えては、幻滅する。
だけど、同じように私自身も、
万一の時に相手や自分の子供や配偶者をどれほど傷つけるか、
相手にも旦那にも慰謝料請求され、何もかも無くすという覚悟なんかなかった。
それなのに、相手にその覚悟がない事が、許せなかった。
本気で惹かれている訳でもないのに。
マメに連絡してこない事や、メールの返信が遅いくらいで頭にきてた。
自分は自分の生活優先にしているくせに。
あー、ほんと、最低💦
だから、別れたら次。嫌になっては次。を繰り返してた。
それだけじゃない。。被ってる時期もあった。
彼がいなかったら。
そして、彼が亡くならなかったら、
今の私はどうしていたんだろう。
彼は、
私が生まれて初めて本気で尊敬できる存在だったから、私は、フラフラの人生から、落ち着いた。
そして、その彼が亡くなったから、私は、普通の主婦に戻って、今ではどんな誘いにもブレることすらない。
何もかもを失ってしまう前に
平凡な日々に戻れた事は奇跡なんだと思う。
この先ずっと、懺悔の気持ちを忘れないで、恥じない生き方をしたい。
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