2つの祖国
好きな小栗旬くんが主演だから録画してた。
だけど、旬くんのカッコ良さより、内容に引き込まれて行った。
戦争を知らない世代の私からすれば、
戦争が起こしたたくさんの理不尽は、テレビやドラマ、映画の中でしかわからない。
息子を持ってからは、その時代でない事を本当に有難いと思った。
戦争に行く息子を、バンザイと送り出すことなんて絶対に嫌。
お国の為に死ぬなんて、とんでもない。
日本国内を舞台にしたお話は沢山観てきた。
だけど、2つの祖国は
アメリカにいても、日本にいても、
見下される理不尽さ。
差別される理由は何も無いのに、自分は何もしていないのに、理不尽な差別の中で生きていかなければならない辛さ。
兄弟なのに、対立した立場になる苦しさ。
唯一、本当に自分が自分でいられる存在と一緒に人生を歩めないどころか、失ってしまう辛さ。
見終えても、もどかしい気持ちの重さしか残らなかった。
多部未華子、好きなんだよねー。
上手くいって欲しかったのに😭
映画じゃないけど、ジャンルを映画にしちゃいました。
それにしても、小栗旬くんも、多部未華子ちゃんも、
本当に、凄い役者さんです。
言葉を発しなくても、こちらが胸打たれてしまいます
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