今日から。ここから。ふつーのブログ(多分)

ふつーの主婦に戻った私の 日々のつぶやき、愚痴、怒りに八つ当たり?などなど(๑´罒`๑)♡

壊れていく家庭 3

話を聞いた。

彼の目から涙が流れ落ちるのを見た瞬間、思わず抱きしめた。


奥さんに対する怒りと、

娘さんに対する胸の痛み。

決して、こんな今の様子を仲間たちの誰にも見せてないだろう、一人で抱え込んでいたんだと思うと、やるせなかった。


彼は

「でも、mioちゃんは、俺の話しか聞いてないからね。嫁の話と両方聞かないと、どちらが悪いとか、言いきれないと思うよ」

と言った。


「ううん、奥さんのご両親も周りの人も、みんな奥さんの話だけを聞いて奥さんの味方をしているんでしょ?

じゃあ、私は、あなたの話だけを聞いて

あなたの味方になる」

と、答えた。



その後はまた、いつものように従業員の話もしたし、笑いもした。


だけど


だけど、


まさか、この日が、彼と会った最後の日になるなんて思ってもみなかった。


彼に抱かれるのも

彼の声を聞くのも

彼に触れるのも

この日を最後に、二度と戻ってこなかった。


もっと一緒にいれば良かった。

まだ時間はあったのに、どうして帰ってしまったんだろう。



次の日からは

ひたすらメールのみのやり取りだった。

滅多に連絡とりあわない私たちが、

次の日からは、一日に何度もメールのやり取りがあった。


数日後、奥さんから来たメールを転送してみせてくれた。