本当に大切に思う事。
これまで、自分から人を好きになった記憶がなかった。
いつも、相手に何かしらアクションをおこされて、
意識するようになる。とか、
付き合い始めて相手を知っていく過程が楽しくて、好きになる。
知り尽くすと冷める。
弱さを見ると、冷める。
みっともない面をみると、冷める。
それなのに、独占欲は1人前にあった。私だけを見てくれないと気に入らない。
婚外恋愛でも、奥さんより誰より私でなければ嫌だったし、
相手に独占したいと思われてないと意味が無い気がしてた。
だから、彼との関係は不思議だった。
会ってない間に、彼が他の女の子といるとか、いないとか、そもそも、そんな事が頭にも浮かばない。
家庭円満かどうかも、考えたことがない。
彼が、私に対してそうだったように、
私も、会ってる時以外の彼の日常を知ろうともしなかった。
会ってるその間だけが大切。
お互いの存在があれば、充分。
干渉も束縛もなく、忙しくて1ヶ月メールがなくても、不安とか寂しさを感じたことも無い。
会った時にたまに、彼を口説いた女の人の話を聞いたけど、
だからと言って、それに乗ったのかどうかも、別に聞き出そうと思わなかった。
彼は、まだまだ、若いのに、
「誰でもいいから、とにかく、やりたい!」時期は過ぎたと言ってて
新しく彼女?を見つけたいとか考えたこともないと言ってた。
そういう誘いのメールなども、そのまんま返信していないといってた。
なんなんだろう。
完全にお互いの消息不明状態からの再会のおかげなのか、
連絡先削除した後の、再会のあの日のおかげなのか、
私は、たとえ、彼が、ふらっと他の女の子に行っても、結局は私達はまた戻ると確信してたのかもしれない。
「愛してる」という感覚とは違う。。。
なんだったのか、今でも表現出来ない。
親子であり、姉弟であり、友達であり、親友であり、恋人であり。。。全てを兼ね備えたような不思議な存在。
いつだったか、その話をして
「あたしたちって、愛とかそーゆーのでなく、でも、運命な気がして、結局、どちらかが死ぬまで、こうしてる気がする」と言ったら
「俺も、同じ事を思ってた」
と答えてくれた。
私の中で、自分の年齢のせいだけでなく、
マメに連絡取らなくても、会わなくても、こういう気持ちでいられる事は、この先ないと確信してたから、
この人が私にとっての「最後の男」だと
はっきりと感じてた。
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