今日から。ここから。ふつーのブログ(多分)

ふつーの主婦に戻った私の 日々のつぶやき、愚痴、怒りに八つ当たり?などなど(๑´罒`๑)♡

洗脳から逃げた時

子供の頃から見てきて、

去るもの追わずで、結構ドライだと思ってた彼が、あんな風に、しつこく(笑)強引な面を見た事。

折れない心を持ってると思ってたのに、

決して他では見せない弱さを見た事。

何より、よ

それでも、拒否反応を起こさなかった自分もあって、

彼の大切さが、変わってた。


彼が真っ直ぐに感情をぶつけてくれた事は

私にとって、

常に、言葉巧みに私を丸め込むAへの不信感のキッカケにもなった。

頭のいい人だから、かなりの話術だけど、なのに、いつも、不安定な私の心。

どれだけ言葉を並べられても、こんなに、いつも心がザワついて、辛く苦しいのは、

私自身が本当にAを信じきれてない証拠だと思った。


Aにサヨナラを告げた。

いつもの様に、素晴らしい話術だったけど、

今回の私は、譲らなかった。

だけど、かなり苦しかったし、抜け出すことへの不安もあった。

それでも、今、Aから抜け出さないと、このいつも心が乱れてる苦しさからは逃げられないと思った。


私は彼に

「会いたい」

と、メールしてみた。

「どうした?珍しいね。」と返信。


前に、Aを選ぶと宣言したくせに、本当に身勝手だと思ったから

「身勝手な理由なんだけどね。辛い」とだけ伝えた。


彼は、その日はどうにも無理だったけど

次の日に時間を作るからと言ってくれた。


次の日、仕事が片付かず、少し遅れたものの、

会いに来てくれた。

その為に前日は徹夜して仕事を片付けてくれてた。

甘い言葉なんて、死んでも口にしないよーな人。

だけど、そうやって、行動で見せてくれる。。

ただ、寂しいとかのワガママの時は、きっと、仕事優先してたはず。

彼の中で、何か。。。今回だけは。と感じてくれたのかもしれない。


何故だろう。

私は、大声で泣いた。

わんわん泣いた。人前でこんなに泣いたことなんか、記憶にない。


そんな時、その辺の男の人のような言動が出来る人ではないのは知ってる(笑)

多分、ただ、ただ、困ってたと思う。

そして、恐る恐る、私の頭に手を置いた。


ふつー、抱きしめて、よしよしするとこなんだけどね~



彼が亡くなった後に、

3代目JSBの「空に住む」の中の


「あなたが 涙を流す度に ただ黙り込んで

慰める言葉も知らずにいた僕を許して」


のフレーズを聞くと、その時の事が蘇り、涙が出てしまうのです。