今日から。ここから。ふつーのブログ(多分)

ふつーの主婦に戻った私の 日々のつぶやき、愚痴、怒りに八つ当たり?などなど(๑´罒`๑)♡

初めての涙

会わないうちに

彼は相棒の他に事務所を任せる人と、他に2人従業員を増やしてた。

仕事に女を入れるのは嫌いと言う変なこだわりのある彼は

事務をまかせる相手も男性に。

そして、何かを抱えてる人ばかり。

彼らしいです(笑)

職場でパワハラにあって追い詰められて退職後、引きこもりになった子。

うつ病になり引きこもりになってた、定時制時代の同級生。


でも、それぞれが、それぞれの個性や得意分野を活かし、仕事が切れることなく入ってきてた。

だけど、中にはやはり、それらを快く思わない人達もいる。

出る杭は打たれる。


再会して10日ほどした頃、会いたいと言われたけど、急に言われても困ると断った。

旦那ももう帰宅していたし、家を出れない。

「だよね。ごめん」

と、返信してきたのに

30分後、結局、近くのコンビニに来てしまったとメールが。


再会した時といい、今回といい、彼らしくない。

少しでもヤバいかもしれないとか、どちらかが少しでも無理をする羽目になるなら、

会わないようにする考えなのに。


なので、気になって

近所に住む父親の家に おかずを持って行ってくると言う言い訳をして家を出た。


何かを話す訳では無いのに、なんとなく変な気が。

結構、きつい目にあったらしい。


前に彼が言った

「世の中、甘くはないけど、そんなに厳しくもないよ。

どんなに辛い事があっても、半年後や一年後には、こんな事があったな~って、笑って振り返れるんだから」と。


今回、それをそのまんま、彼に伝えた。

あなたが教えてくれたんだよって。


静かに苦笑した後、彼がすごくすごく迷いながら、言いにくそうに、

そして、やっと

「抱き締めて」って言った。


私は、彼を抱き締めて、頭を撫でた。

無言だったけど、私の腕の中に顔をうずめた彼が涙を拭く気配があった。

1分もしてないうちに、離れた彼は

「半年後じゃない、明日には、笑い話にしてやるしっ!」と言った(笑)


彼が私に甘えたのは、後にも先にも、

その時1度きりでした。


その時も、たった10分。

車の中で、キスすらしない時間。


それなのに、彼は

「本当にありがとう」と言ってくれた。


あの時のように、

もう一度、私に甘えてくれていたら、

彼は今も生きてたんだろうか。