今日から。ここから。ふつーのブログ(多分)

ふつーの主婦に戻った私の 日々のつぶやき、愚痴、怒りに八つ当たり?などなど(๑´罒`๑)♡

親に愛されなかった私と親友

赤ちゃんの頃、母は、1度、私を置いて出ていった。

父方の祖母は父を溺愛していたし、小姑たちは、祖母と結託して母に辛く当たってた。

私を捨てて、結局また戻る事になったものの、

夫婦仲が戻るわけが無い。

不思議な事に妹が産まれたけど(笑)


物心ついた頃から、父と母は会話がなかったし、私が伝言役だった。

父に似てる私は、母に嫌われていた。

似てるからイライラする!と、何度言われたことか。

気に入らなければ外へ出される。

度々出されるから、近所の人が見かねて家に入れてくれたら、鬼のような形相でやって来て、引きずられるように連れ戻される。

父の前では、そんな事はしないけど、

叩かれたり、つねられたり、可愛げがない、似てるから腹が立つ。などなど。。。。。。


喘息のあった私は、咳が出ると止まらない。

咳をすると怒られる。

トイレに駆け込んで咳をしてた。


母は、妹には普通の母親だった。

妹は、母親似でもあった。のびのび、喜怒哀楽のハッキリしたよく笑う子。

私は、自分の感情を全く出さない。

人前でも友達の前でも、イヤミを言われる、叩かれる。

恥ずかしいけど、それを出せないから、傷ついても傷ついた顔をしない癖がついてた。

泣けば怒られるから泣かない癖がついた。


この人は本当は、継母なんだと本気で思っていた。

私が高校生の頃、母の口から直接

赤ちゃんの時に私を捨てたと聞かされた。

そして、私のことを可愛いと思った事は1度もないとも言われた。


誰にも本当の自分なんか見せない。

悩みや愚痴を聞くことはあっても自分は絶対に人に言わない。


情けない面を見せる=見下される

悩みを打ち明ける=同情される=見下される


そう思っていたから。

本当の自分を出すことなんてないし、心底手放しで人を信じたことも無い。


周りに褒められる、手のかからないいい子でなければ、母は、私と口を聞かない。

気に入らない事があれば、フル無視。

人格否定とゆーか、存在までも否定されてる気がした。

同級生も誰も彼も、私の欠点を見つけたら離れていく。としか思えなかった。

辛い時に辛いと泣ける場所なんてなかった。


だけど、30過ぎて初めて

手放しで人を信用する。と言うこと知った。

一回りも若いけど、人格障害の母親を持って、いろんな経験をしてきて、

周りから、私がどんなに誹謗中傷を受けようと、その噂が事実だろうとそうでなかろうと関係ないと、全くぶれることなく

私の狡さも弱さも情けなさも、丸々、受け入れてくれた。

どんな私を見ても、変わらないでいてくれる人がいるんだと、生まれて初めて知った。


フラフラ、いい加減な生き方をしている私のことも、そのまんま、話を聞いてくれていた。

説教をする訳でもなく。

Aの事で辛かった頃、妊娠したかもしれない時があって、もしそうならどうしよう。。と相談した時、

初めて彼女が


「お願い。Aとは、別れて」と言った。

「今まで、私がmioに何か頼んだことがある?

口出ししたことがある?

ないよね?

だけど、今回だけはおねがい。その男とは別れて。

mioには、尊敬できる人と付き合って欲しい」


と言った。

県外に住んでるんだから、Aに会ったことは1度もない。

これまでの彼氏同様、私からの話を聞くのと、その時の私の様子しかしらないのに。


親友って、不思議なものです。

普段、マメに連絡を取り合うわけでもないのに、「1人ではない」と、手放しで信じさせてくれる。

何も言わなくても、私が限界を迎えそうになると、ふと、連絡が来たり

ひょこっと会いに来てくれる。


彼女との出会いも、私にとっては運命でした。


過去形なのは。。。

彼女はその4年後に、この世を去ったからです。


そして、母は今、歳をとって

自分の言動は覚えていないと言っています(笑)